小児眼科
小児期には視機能に変化が起きやすい時期があるので、眼に何らかのトラブルが生じると、視覚がうまく発達しなくなる恐れがあります。
しかし、子どもは眼に異常があっても、それを言葉ではうまく表現できません。
眼が痒い、痛いなどと言わずに過ごしていることもあれば、眼がよく見えていないのに放置している場合もあります。
片眼だけが見えていない状態にあったとしても、もう片方の眼だけで見てしまい、ある程度成長するまで気づかないことも少なくありません。
そのため、周囲の大人が気づいてやる必要があります。お子さまの眼のことで少しでも気になることが出てきたときは、早めに当院を受診してください。
このような症状に気づいたらすぐにご相談を
- 瞼が開かない
- 眼が揺れる
- 眼の色がおかしい
- 涙の量が多く、いつも目が濡れている
- 眼が内側に寄り過ぎている、外側を向いている
- テレビやおもちゃを極端に近づいて見ている
- よく眩しそうに眼を閉じる
- 眼を細めて物を見ている
- 部屋の壁や出っ張りによくぶつかったり、転んだりする
- フラッシュを焚いて写真を撮ると、片方の眼だけ違う色に光っている
- 学校健診などで精密検査が必要と言われた など
小児眼科でよく見られる病気
- 近視
- 遠視
- 乱視
- 斜視
- 弱視
- 仮性近視 など